pdf明野図書館 館報「花さき山」令和7年1月号〜

令和8年1月号(第459号)
「国指定史跡『関城址』に思う」 中村 勝美
≪クイズの答え≫

 せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ 
【よくわかる解説】
 春の七草は、お正月で疲れた胃腸を整えるために選ばれた言わば「神セブン」です。
 @ せり(芹):胃腸を目覚めさせる
 A なずな(薺)ぺんぺん草:腹痛や血止め
 B ごぎょう(御形):呼吸器系に良い
 C はこべら(繁縷):歯磨き草ともよばれ歯茎の腫れをおさえる
 D ほとげのざ(仏の座)小鬼田平子:食欲不振を改善 ※心の薬?
 E すずな(菘)かぶ:葉っぱが栄養豊富
 F すずしろ(蘿蔔)大根:体を清める
「ほとけのざ」は、ピンク(紫)の花と黄色の花の二種類あります。
全く別の種類で、七草は黄色の方です。
ピンクの方は、薬効は無く食用には適しません。
江戸時代には、間違える人が多く
正月早々、医者にかかる人がたくさんいたとか・・・
【出典】
 『斉藤孝の覚えていきたい日本の行事』 斉藤孝/金の星
 『自然のめぐみを楽しむ昔ながらの和の行事』 石坂昌子/家の光協会

▲このページの先頭へ戻る