占いや魔除け
【解説】
日本の夏、軒下などに吊るし、風により音がなり
涼を楽しむ鐘鈴(しゅり)が、風鈴です。
金属やガラス製で、江戸風鈴、南部風鈴、京風鈴などが有名です。
その期限は、古代中国(紀元前16世紀〜紀元前8世紀)で
風の動きや向きにより、吉凶を占った「占風鐸(せんぷうたく)」
と言われる道具のようです。
紀元前5世紀〜紀元後2世紀ごろには、仏塔や寺院の軒に吊るして
魔除けにした「風鐸(ふうたく)」に引き継がれます。
この風鐸が飛鳥時代に日本に伝わり、江戸時代には、涼を呼ぶ道具として
風鈴(ふうりん)と呼ばれるようになりました。
【出典】
Wikipedia「風鈴」
東アジアの音文化 高橋悠介 勉誠出版